東南アジアニュース/イメージ画像

危険な航空会社 ミャンマーのエア・バガンなど

記事の概要

航空会社の分析評価サイト「エアラインレーティングス・ドット・コム」がまとめた2013年の航空会社の安全度ランキングが発表された。

トップ10はシンガポール航空、カンタス航空、ニュージーランド航空などで、日本からは全日空が入った。

一方、最も危険だと評価されたのはアフガニスタンのカム・エアなど3社で、インドネシアのライオン・エア、ミャンマーのエア・バガンなどが2番目に危険度が高いグループに入った。

元の記事を読む→ 【2014年01月15日:newsclip

東南アジアの航空会社の安全評価

うげっ!ライオン・エアって春にインドネシアに行く時に乗る予定にしてるんだけど。大丈夫かな。(^_^;)

東南アジアの他の航空会社はどうなのか、気になりますよね。元記事に出てきたサイトで見てみました。安全性とサービスについて評価がされており、数字が高いほど高評価です。また、★マークが付いているのはLCC(格安航空会社)です。(出典:エアラインレーティングス・ドット・コム

航空会社安全性サービスLCC
ベトナムベトナム航空65
ベトジェットエア41.5
ジェットスター・パシフィック43
カンボジアカンボジア・アンコール航空3-
スカイウィングス4-
ラオスラオス国営航空35
ラオ・セントラル航空4-
タイタイ国際航空66
オリエント・タイ航空53
タイ・エアアジア42
ノックエア44
バンコク・エアウェイズ55
タイ・スマイル64
ミャンマーゴールデン・ミャンマー航空32.5
バガン航空24
マンダレー航空37
ミャンマー国際航空53.5
ヤンゴン航空3-
マレーシアエアアジア42
エアアジア X44.5
ファイアフライ航空44
ベルジャヤ航空4
MASwings54
マリンド・エア45
マレーシア航空66.5
シンガポールジェットスター・アジア航空73
シルクエアー75
シンガポール航空77
スクート54.5
タイガー・エアウェイズ52.5
インドネシアインドネシア・エアアジア52
ガルーダ・インドネシア航空56
シティリンク31.5
スリウィジャヤ航空33
ライオン・エア21
フィリピンエアアジア・ゼスト-2
セブパシフィック航空23
PAL エクスプレス34
フィリピン航空55
ブルネイロイヤルブルネイ航空64.5
日本エア・ドゥ51
ジェットスター・ジャパン53
スカイマーク52.5
スターフライヤー5-
全日本空輸76.5
日本航空76.5
バニラ・エア52
Peach Aviation52.5

これを見て思ったのですが、航空会社の安全性ってLCCかレガシーかよりも、国によって変わると思ったほうが良いようです。タイやマレーシア、シンガポール、それから日本のように、ナショナルフラッグキャリアが安全性で6点や7点を取っている国は、LCCも4点とか5点とか比較的高得点。逆に、ミャンマーやインドネシア、フィリピンのようにフラッグキャリアが5点のところは、LCCも2点や3点どまりが多い。

エアラインの安全性というのは、LCCかレガシーかというスタイルの違いもさることながら、国全体の整備や管理などのレベル、もしかしたら国民性なども影響しているのかもしれません。非常に興味深い調査結果でした。

ところで、元記事の中でインドネシアのライオン・エアが安全性が低いと指摘され、春にインドネシアに行く際に同社を利用する予定の僕は不安になったのですが、なーんてことはありません。マニラ在住の僕がしょっちゅう使っているセブパシフィック航空も安全性2点で同点でした。(T_T)

ま、そうは言っても飛行機は列車や車に比べればはるかに安全な乗り物ですので。あまり神経質になりすぎずに、これからも運を天に任せて搭乗しようと思います。笑